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教育シンポ

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 3月9日(土)夕、「いじめ、体罰、不登校ーー教育の未来を考えるシンポジウム」(同実行委員会主催、日本共産党の松戸市議会議員、前県会議員も呼びかけ人として参加)へのご参加、ご協力ありがとうございました。100人が参加し、熱心な意見交換が行われました。

 パネラーの一回目の発言で三輪定宣千葉大名誉教授は、「直接6000人にアンケート、2500人の子供たちからの回答をもとに、シンポやった。30人以下学級、教育無償化が必要。先生と子どもたちがていねいに向き合えることが、教育の原点。・・・ユネスコの研究で、日本は子どもの幸福度一番低い。世界は返す必要のない奨学金が当たり前。ところが日本は有利子がほとんどで、借金を残すか、アルバイト漬けで勉強できない。現知事の教育観とのたたかいだ。」と発言しました。

 いじめを経験した青年からは「小中高とピリピリ。突然一日中『シカト』。貧乏な子もいじめられていた。中学サッカー部で発達障害の子、暴力振るわれた。レギュラーからの補欠への暴力。『教師にチクった』と言われるのがいやだったので一人で悩んでした。人に対する憎しみ感じた。でも社会活動に参加して、人間不信から解放された。いじめは自殺、ひきこもりなど一生影響する。いじめられた子の心のケアが大事。話ができればよかったが、なかなか言えない。親にも心配かけたくなかった。学校でも家庭でも話し合えれば。」と発言がありました。

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 会場のPTA会長さんから「学校とはうまくいっているが、先生との関係がまだ築けない。先生は保護者にどうして欲しいのか聞きたい。」との問題提起があり、現役教師から「競争させられ、否定、非難されるのを怖がる。校長も評判を気にする。保護者も、子どもの評価が怖いのでガードを張ることも。これが共同を阻んでいるのではないか。」と応ずると、PTA会長は「先生から悩みを聞かせてほしい。そうすれば、なんとか・・・。」と再発言しました。

 これに対し会場の現役教師からも「パネラーの先生も保護者に育てられたといった。しかし、若い先生は『保護者が怖い』と、素の自分でいられない。初任者研修の1人が最後に『この1年間ホントに余裕なく、子どもたちには本当に申し訳ない』と。先生たちが本当に余裕なく、問題解決できない。もっと余裕あれば、子どもを真ん中にして教師と保護者が向き合える。」と訴えました。

 深刻な実態に、三輪定宣千葉大名誉教授は最後の発言で、「みなさんのお話を聞いて、もう県政を変えるしかない。」と熱っぽく訴えました。

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