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署名3042筆を県知事あてに提出…松戸に児相を求める市民団体
千葉県松戸市の「松戸に県立児童相談所を早期に新設する会」に寄せられた児相新設を求める署名が、ひと月足らずで3042人分に上り、同会は2月10日、森田健作知事宛てに署名を提出しました。
県健康福祉政策課の石黒副参事は「県社会福祉審議会で2児相増設の意見で一致した。管轄の見直し案などと合わせ検討するが、松戸に設置するかは今は何とも言えない」と答えました。
要請には24人が参加。日本共産党の、さいとう和子衆院南関東比例候補、浅野史子県副委員長、みわ由美県議、山口正子、ミール計恵両松戸市議と、松戸市選出の他会派の2県議も同席しました。
参加者は「『松戸に児相がないのがおかしい』との声が多く寄せられた」などと訴えました。「市長から直接要望を受けた。スピード感をもって実現してほしい」(松戸隆政県議・千葉民主の会)、「『登山の入り口』は別でも目指す『頂上』は同じ。超党派で求めていく」(川井友則県議・無所属)との発言がありました。
参加者の懇談で、さいとう氏は「全国的にも千葉は県立児相が少ない。皆さんと連携してがんばりたい」、浅野氏は「おとなの役割は子どもに希望を与えること。子どもたちがのびのびできる児相を実現しましょう」と強調しました。
(「しんぶん赤旗」2/11付より転載)