東松戸病院・梨香苑は存続を!コロナから市民の命と暮らし守り、原発ゼロへ全力!

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東松戸病院・梨香苑は存続を!

2022年1月9日 日本共産党松戸・鎌ケ谷地区委員会
日本共産党松戸市議会議員団   
日本共産党県議会議員 みわ由美 

コロナ禍の下で市民合意なしに3月議会で廃止条例提案強行とは許せません!

 新型コロナウイルス感染症の蔓延期(第5波)の昨年8月28日、突然、松戸市が東松戸病院および梨香苑を2024年3月末に廃止の方針を固めたと新聞報道されました。市議会には9月定例会終了後9月22日になってから、やっと「松戸市病院事業再編計画(案)」が示されました。

 11月の5回の住民説明会には数百人の住民が押し寄せ、病院存続の強い要望が出されましたが、市長は一度も出席しませんでした。12月市議会での議員の質問にも、市長はまともに答えないまま、本年、すでに1月4日から2月3日までのパブリックコメント(意見募集)手続きが開始され、2月24日からの3月定例市議会に東松戸病院・梨香苑廃止の条例提案が強行されようとしています。あまりにも、拙速です。

コロナ対応からリハビリ・緩和ケアまで、全国に誇る素晴らしい病院です!

東松戸病院

 東松戸病院は、162床の回復期・慢性期病床を持っています。市立総合医療センターは、600床すべてが高度急性期・急性期病床であり、東葛北部保健医療圏の中核病院として、県立病院並みの役割を果たしています。市立総合医療センターで命が助かった患者が、リハビリもしながら回復を待つのが東松戸病院で、二つの公立病院は互いに補い合っています。

梨香苑

 コロナ対策でも、公立病院としてワクチン接種からPCR検査、感染者受け入れ、後遺症治療まで行ってきました。介護老人保健施設「梨香苑」は、東松戸病院内に併設され、入所者は安心して過ごせます。心安らぐ豊かな自然の中で、尊厳を持った最後が迎えられる緩和ケア病棟もあります。東松戸病院は高齢者向けの健康講座も開催するなど、市民になくてはならない、全国に誇れる素晴らしい病院です。だからこそ、地域に愛され、多くのボランティアに支えられています。

東松戸病院廃止は県の回復期・慢性期の病床を増やす計画にも逆行します!

 国の公立・公的病院統廃合計画は高度急性期・急性期病床を対象にしたものであり、東松戸病院は対象にもなっていません。それどころが回復期・慢性期病床は東葛北部保健医療圏では千葉県の計画から2742床(2020年7月)も不足しています。東松戸病院の廃止は国の方針にもなく、県の計画からも逆行するものです。

「命の最後の砦」市立総合医療センターも守りましょう!

 国の公立・公的病院統廃合方針により、今後、市立総合医療センターに対する統廃合や病床削減、民営化などに向けた圧力が強まることが懸念されます。「命の最後の砦」である市立総合医療センターを守りぬくためにも、国の悪政の先取りである東松戸病院廃止はやめさせましょう。

えっ!?

市役所移転などの開発見直し、命守る医療にこそ税金を!

 市は「赤字」を廃止の最大の理由にしています。しかし、新松戸駅東側開発では区画整理だけでも65億円、新拠点ゾーン開発には280億円、いずれも市民合意のないまま巨費を投じようとしています。市民合意のない開発は見直し、命守る医療にこそ、お金を回すべきではないでしょうか。

東松戸病院・梨香苑の廃止にはキッパリ反対します!

 私たちは、新型コロナ感染症対策にも、市民の医療ニーズにも逆行する、東松戸病院・梨香苑の廃止にキッパリ反対します。

存続を求める緊急署名はこちら

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