東松戸病院・梨香苑は存続を!コロナから市民の命と暮らし守り、原発ゼロへ全力!

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自民・公明会派が溢れる傍聴者のなか廃止条例案採決強行!

 3月10日午前、松戸市議会健康福祉常任委員会では、異例にも本郷谷市長も出席し、傍聴者があふれて別会場で音声だけの傍聴となる中、東松戸病院廃止条例案が自民・公明会派などの賛成多数で可決されました。

 本郷谷市長はあいさつで「市民の命を守るために民間に委ねる」などと強弁。委員長を除く委員10人のうち、廃止条例案に反対したのは日本共産党の山口正子委員、立憲民主党の戸張友子委員、「市民力・立憲民主党」の岡本優子委員の3人でした。

 廃止条例案採決に先立って、上記3委員から採決をせずに継続審議とする動議が提出されましたが、これも自民・公明会派など委員により否決されました。

 質疑では、反対の立場から3人の委員が「なぜ今廃止か説明が不十分で早すぎる」「回復期・慢性期病床は不足しているではないか」「民間に任せるというが見通しがあるのか」などと質しましたが、市当局は従来の答弁を繰り返すばかりでした。

 旧「NHKから国民を守る党」の中村典子委員は「民間に委ねられるのであればそれでいい」と廃止を主張。無会派の箕輪信矢委員は廃止を前提に貴重な生態系(自然)を守って欲しいと発言しました。

 討論では公明党の織原正幸委員が、市立病院移転建て替えの時から東松戸病院は廃止の方向が出されていたなど市当局の言い分を長々述べて廃止を主張しました。(議会は東松戸病院について論議を凍結して、市立病院の千駄堀移転建て替え案を承認したのが事実経過)ほかに自民会派「市民クラブ」の深山能一委員が賛成討論に立ちました。

 山口、戸張、岡本の3委員は3人とも反対討論にた立ちました。

 本会議でも採決は3月25日です。議員・会派への働きかけや、溢れる傍聴と議会外での抗議行動など、25日は市長と議会を「病院残せ」の声で包囲しましょう。

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