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高田健氏講演の総がかり松戸実行委学習交流集会に112人

総がかり松戸実行委学習交流集会

 総がかり松戸実行委員会は9月11日午後、松戸市民会館で「戦争させない・9条壊すな!学習交流集会」を開催し、会場いっぱいの112名が参加しました。

 学習集会では、最初に実行委員会を代表して今川和子さんが、松戸総がかり実行委員会の取り組みの経過を報告しました。続いて中央の総がかり実行委員会の代表の一人である高田健さんが、「参議院選挙の結果と安倍政権の行方、および市民運動の課題」について講演しました。

 高田さんは参議院選挙の結果とその特徴を「希望のある敗北」であるとし、改憲勢力が衆参で3分の2を占める結果となったが、32の1人区全てで野党統一・市民連合推薦候補擁立を実現して11名が当選したこと、1人区のほとんどで野党統一候補は各党比例票を上回ったこと、野党4党の当選者は3年前の28名から44名に前進したことを評価し、今後への希望であると述べました。

 そして「2015年安保は新しい市民革命の始まり」だとして、①総がかり切り開いた新しい共同(分裂と対立の歴史の終止符)、②自立した分厚い市民層の登場(動員型ではなく自発的参加型)、③非暴力抵抗闘争(参加者の多様性の保障と運動継続の保障)、④野党との共闘・野党の共同(政治を変える、選挙を変える)の4つの特徴を挙げました。

 さらに「改憲勢力のプランと私たちの展望」として、安倍首相は「いよいよ憲法審査会に議論の場が移ってしっかりと議論し、どの条文をどのように変えていくかというに集約されていく」と発言し、国会の憲法審査会で議論し、国会で発議して国民投票を実施して憲法「改正」を実現しようとしている。私たちは①参院選の成果をいかし、国会外の市民運動を継続・発展・拡大し、衆院選で野党共同プラス市民連合の体制を発展させる、②大連合・共同こそが展望を開く、地域に無数の総がかりをつくろう、③この年末にも戦争法の発動が予想される、戦争法廃止の運動を継続する、④沖縄の新基地建設阻止、海兵隊全面撤退、地位協定の抜本的改定などを求める統一署名に取り組む、⑤憲法を活かし、壊憲を許さないたたかいを一層強めようと呼びかけました。

 高田さんの講演に対する質疑の後、松戸総がかり実行委員会参加のうち10団体(活かせ9条松戸ネット、小金原憲法九条の会、コープみらい地域クラブ生協ピースの会、新日本婦人の会松戸支部、新松戸九条の会、戦争させない1000人委員会小金原ネット、戦争させない1000人委員会松戸、常盤平九条の会、松戸九条の会ありのみ、松戸市教職員組合)が活動報告を行いました。

 最後に室谷事務局長が、「松戸の総がかりは活動を継続していくこと、今後の運動の内容については、みなさんのご意見を聞いて進めます。当面、9・19国会前行動に参加しよう」と行動提起を行いました。

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