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「私の街にもコミュニティバスを走らせて」と松戸市に要望

6月6日の対市交渉

 6月6日(火)午前、日本共産党松戸・鎌ケ谷地区委員会と党松戸議員団によるコミュニティバス等の充実を求める要望書にもとづく対市交渉が行われ、みわよしみ県議と松戸市議団(高橋たえ子、うつの史行、高木健、山口正子、平田きよみ)全員と、幸田から高塚までの住民の合わせて約50人が参加しました。

要望書提出

 まず、要望書の要望項目にもとづき交通政策課長から次の要旨の回答がありました。

《コミュニティバスの実証運行について》
一、実証運行にあたっては、定期的な中間報告を行い、住民と共に改善に向けての検証、見直しを図ること。
【回答要旨】
議会にも報告するので、定期的な報告をする。検討会議および(中和倉)分科会で連合町会長など住民から意見を聞いている。

一、利用料金を180円(小学生、障害者、高齢者等は90円)で確定とせず、利用者の声に合わせ、引き下げを図ること。
【回答要旨】
180円(90円)は検討会議で承認されている。安ければ費用の持ち出しが多くなり、高ければ利用率が下がるので、実証運行のなかで検討する。

一、収支率の目標値達成に拘らず、柔軟に対応すること。
【回答要旨】
収支率50%は目安だが、これを割っても、例えば便数少なくして対応するとか、50%切ったらすぐやめるというものではなく、高齢化も考慮して慎重な対応を考えている。(収支率=運賃収入/運航経費)

一、高齢者、障害者等の利用に配慮し、ノンステップバスの導入や、車内の安全確保に十分留意すること。
【回答要旨】
導入する予定の「ポンチョ」は流山のコミュニティバスと同じでノンステップ。当初、入手がこんなと見られていたが、先月、購入の見通しついた。

《既存バス路線網について》
一、外出支援を促進するため、シルバーパスの導入など料金の緩和を含めた施策の検討を進めること。
【回答要旨】
 既存のシルバーパス料金のさらなる割引の要望は業者に声を届ける。

一、バス停の屋根やベンチの設置を進めること。
【回答要旨】
広告収入で設置した経緯ある。広い歩道などの条件があれば可能。

一、歩道の幅を確保しつつ、バスベイ(バス停の歩道への切り込み)の整備を進めること。
【回答要旨】
非常に重要だと考えているが、歩道の幅を確保しなければならず用地買収も必要な課題。

《その他》
一、実証運行の対象とならなかった「交通不便地域」や、それ以外の地域も併せ、市民の意見を聴取する機会を設けるとともに、コミュニティバスの拡大など、公共交通施策の改善に向けた検討を図ること。
【回答要旨】
 今回の実証実験も含め、今後とも継続する。

質問する参加者

 以上の回答を受けて、参加住民11人からの質問と意見、要望があり、これにも交通政策課長さんが一つひとつ答えました。住民3人の発言と、それに関連する回答をお知らせします。

【小金原・女性】
 中央商店街のベンチに座っている人に共産党コミバスアンケートの呼びかけに、障害者の男性が「みなさんこのアンケートに答えて」と、ちょっとしたブームに。特に新市立病院へのルート不可欠。奥さん痴呆の80代旦那さんはリュックしょって柏方面に買い物たいへん。タクシー代2000円で通院我慢している人も。健康維持、経済効果も。

【上本郷・男性】
 私の家の近く通るので大いに気をよくしている。病院に行くために高齢者も車必要の現実。今回の試行運転180円は路線バスの初乗り運賃と同じだ。180円はたいへん100円、50円、10円玉3枚必要。(足が悪い私なんか)後ろの人に迷惑かける。100円なら払いやすい。高齢者、障害者、小学生以下はどう見分けるのか。ノンステップかできるのか。既存バス停、ベンチの要望少ない、屋根をぜひ。5mずらせば利用しやすくなることも。

【馬橋・女性】
 八ケ崎の方に代わってお話しする。収支率が50%切ってもぜひ存続を。試行運転がうまくいかなかったとしても、他の地域で引き続き実施を。ぜひ八ケ崎でも検討を。小さなバスで馬橋駅に入ってほしい。

【意見・質問に対する交通政策課長の回答】
・コミバスいろんな地区にという声が一番多かった。コミバスは公共交通の一つ、鉄道、路線バスは民間。路線バスは広い道路でないと。駅の数、バス路線の充実で交通の便いい市としてきがた、数年前からコミバスを検討。路線バスが走れないところを機動的に。35人(シート11席)のりが一般的、それ以上小さいのはジャンボタクシー。コミバスのほうが料金やすく大勢が載れるし、定時性がある。タクシーはドアツードア、しかし料金高い。うまく両方使い分けるものが構築できたら。実証実験を踏まえて一番いいものを判断していきたい。

・実証実験は松高線(路線バス)と同じ運賃とした。小学生は見た目で判断するそうだ。高齢者とは70歳以上で、コミバス用シルバーパス発給するので提示すれは90円。障害者と補助者も路線バスと同じ。

・小銭たいへんという話。利用者からすると150円、100円方がよいが、検討会で意見も聞いて200円から180円にした。

・50%切ったらすぐやめるということではない。アンケート、同乗アンケート。収支上がらなければ、他のやりかたで。

・馬橋駅に入れないかという話はここ数年でなく30年来の話と思う。ハイエースでも旋回難しいので、(今回の実証実験でも)なるべく駅の近くにバス停をつくる。将来的な改善は東口の再開発ないとなかなかむずかしい。

<質問・意見・要望にに対する回答を聞いて>
【小金原・女性】
 こういう会を開くこと大事。市民との懇談と情報の共有大事。署名でもアンケートでも集めますので、常時窓口開いて。住んで良かったという松戸市に。

【日本共産党松戸・鎌ケ谷地区委員長・横堀】
 参加住民のみなさんにも訴えたい。私は党県選対部長として銚子から館山まで選挙をやったきた。どこでも街づくりの基本としてコミバスを政策化した。だたし一律に成功してない。「安い、近い、すぐ来る」と浦安市の「おさんぽバス」は大成功。袖ケ浦は失敗で、平均乗車数2人で廃止。住民も行政も努力足りなかった。
 十数年前か、旭市に合併した飯岡町、はじめは「空気運んでいる」と批判あり。「乗っていいんだ」ということが分からなかった。住民も行政も努力して合併時にはなくてはならない住民の足に発展。コミバス事業は行政と住民で育てるもの。松戸でも素晴らしいコミバスに育てていきましょう。

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