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松戸市に県立児童相談所新設が予算化!!(6月県議会)

松戸市と鎌ケ谷市で1児相新設案

 千葉県は6月県議会に提出する補正予算案に松戸市と印西市に県立児童相談所を新設する基本設計費を計上しました。松戸市の設置場所は東松戸駅近くの市有地です。

 これまで松戸、柏、野田、流山、我孫子の5市140万人(目安は50万人)は全国最悪で、県立柏児童相談所だけで管轄していてとても対応できず、2019年1月の野田市の女児虐待死事件を契機に県立児童相談所の新設を求める運動が強まりました。特に、柏児童相談所での相談件数の一番多い松戸では、切実な願いとなりました。

みわ事務所主催の緊急シンポ(2019年6月)

 2019年4月の千葉県議会選挙では、松戸市選挙区のみわ由美候補(日本共産党現職)が第1の公約に掲げて当選し、シンポジウムの開催、県への要請を繰り返してきました。「松戸に県立児童相談所を早期に新設する会」が住民によって立ち上げられ、これをみわ県議を含む超党派で支援しました。

千葉県に申し入れ(2020年2月)

 2020年3月に専門部会が2カ所新設の方向性を打ち出し、同年6月には審議会が同様の答申を出しましたが、コロナの影響のせいか進展が見えず、ジリジリとする中で「会」が本年2021年5月28日に再度の要請書を提出したばかりで、直後の予算化の知らせに「会」の人たちは喜びを爆発させています。

 専門部会の案を知らせる「松戸民報」は⇒こちら

 すでに柏市が市立児童相談所の設置を決めていますので、県立柏児童相談所の管轄は野田、流山、我孫子の3市48万人、県立松戸児童相談所の管轄は松戸市と鎌ケ谷市で約60万人となります。しかし、開設が2026年度と遅く、児童福祉士など職員の確保も重要となります。

 日本共産党のみわ由美県議は6月4日、次の談話を発表しました。

 長らくの願いと運動が実り、県議選五期目の公約にもさせていただいた県立児童相談所の新設が松戸市内に決定しました。感無量です。
 県議会では十数年前から取り上げ、地元松戸市では、市民と党松戸市議団、最後は超党派を動かしての成果であり、大きな前進です。福祉全国最低の千葉県の象徴の一つでもありました。
 長く続いた冷たい森田知事の答弁。性暴力も隠そうとした県当局の対応。栗原心愛さんの命の限りの懸命の叫び。私も繰り返し議会でとりあげ続けました。
 二度にわたり松戸市議会での意見書採択、そして「会」や市民の皆様の熱い熱い闘いと声が、激しかった県議選に前後して走馬灯のように胸をよぎります。
 こどもたちも犠牲になっていますし、今のコロナ禍で若い世代の苦悩含めことは益々深刻ですので、いっそう気を引き締めて活動に励みます。
 様々な分野でどんどん声が上がり、あきらめないと市民は立ち上がっています。この声を、今回のような願い実現へと動かすためには、やはり強く大きく豊かな日本共産党がどうしても必要です。都議選や総選挙での勝利が必要です。
 6月県議会は重要なことだらけですがいのちと暮らし、児童相談所問題では条件整備など、子どもの最善の利益を守るために頑張る決意です。

                     千葉県議会議員 みわ由美

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