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千葉6区市民連合発足集会での横堀地区委員長のあいさつ

 みなさん、こんにちは。日本共産党松戸・鎌ケ谷地区委員会委員長の横堀渉です。よろしくお願いします。私はまず最初に、6区市民連合の発足に、心からの歓迎を表明いたします。

 みなさん、千葉県知事選挙は残念な結果となりました。すみや信一さんは素晴らしい候補者でしたが、無名の新人を1ケ月で浸透させる大変さを痛感させられました。しかし結果にかかわらず、千葉県レベルで初めて市民と野党の共闘が実現したことは、今後に生きる貴重な財産ではないでしょうか。この財産をさらに発展させ、来る総選挙で、戦争への道をひた走る安倍政権を倒そうではありませんか。

 日本共産党は野党共闘に真摯に取り組みます。ただ、志位和夫委員長がはっきり言っているように、昨年の参院1人区のように共産党が一方的に候補者を降ろすということはありません。勝利の方程式は、市民連合の中野晃一さんが言っているように「違いを認め合い、互いに尊敬し合い、本気の共闘をすすめる」ことです。そのためには野党同士の相互推薦・相互支援の態勢がどうしても必要です。これを実現する力が市民連合のみなさんの「野党は共闘を」の声ではないでしょうか。

 みなさん、今年は日本共産党ができて95年目です。戦前は共謀罪と同じように、思想を取り締まる治安維持法により、日本共産党は過酷な弾圧を受け、「蟹工船」で有名な作家の小林多喜二も警察に虐殺された歴史を持っています。その日本共産党の第27回党大会が今年の1月に開かれ、党の長い歴史のなかで初めて、他の立憲野党3党・1会派の代表が参加し、野党共闘を前進させる決意を固め合いました。

 参加したのは民進党の安住淳代表代行、自由党の小沢一郎代表、社民党の吉田忠智党首、会派「沖縄の風」糸数慶子代表です。このなかで、民進党の安住氏は「政策は違うが、ある幅のなかに寄せることができる・・・この場に立ち、歴史的使命を感じる」と野党共闘への決意を語りました。この歴史的使命という言葉に、私はある歴史的事実を改めて思い出しました。戦前、日本でもヨーロッパでも野党共闘ができずに、戦争への道を阻止できなかったという苦い歴史です。

 1931年、満州事変のでっち上げを契機に、日本軍国主義は15年間の侵略戦争に突入しました。ところがそのころ、日本国内では社会民主主義政党とその影響下にある労働組合、そして日本共産党とその影響下にある労働組合は対立を極め、結果として軍部の暴走を抑えることができませんでした。

 ドイツでは同じころ、世界一民主的と言われるワイマール憲法のもとで総選挙が行われ、第1党は社会民主党、第2党がナチス党、第3党はドイツ共産党となりましたが、ここでも社会民主党と共産党の共闘は出来ず、第2党のナチス党と保守政党の連立政権を許し、ヒットラーの独裁に道を開きました。

 戦争か平和かの、分かれ道の今、これまでのわだかまりを乗り越えての市民と野党の共闘、言うなれば「反アベ統一戦線」で総選挙を勝ち抜き、安倍政権を倒して日本の平和と国民の暮らしを守りぬき、個人の尊厳を守りぬく決意を重ねて表明しまして、日本共産党を代表してのあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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